「ちゃいるどネット大阪」とは?
ごあんない
“21世紀こそ平和の世紀に”という人々の願いもむなしく、地球上では、様々な紛争が続くとともに、環境問題の深刻化や社会的格差の広がりなど、子どもを取り巻く状況はますます厳しくなっています。
子どもの権利条約では、いかなる状況にあろうとも、子どもの最善の利益が保障されるように努めるのが私たち大人の責務であるとし、子どもは「付与の権利」「保護の権利」「参加の権利」を有すると謳っています。
わが国においてもこれらの視点から、子どもの人権を見つめ直し、ひとりひとりの子どもが充実した子ども時代を過ごし、 未来に希望が持てる社会を築くための課題を、保育、子育てに携わる機関・関係者が共有しなければなりません。
乳幼児期より自尊感情や他人を尊重する心をはじめ、コミュニケーション力、問題解決力など人間としての土台を 育むうえで、自然環境の回復や遊び環境の整備、子育ての知恵の伝承・共同化はもとより、競争社会の中で孤立する子どもたちや親への支援、虐待の防止などの地域ぐるみの保育・子育て支援が緊急の課題となっています。
こうした中、保育所保育指針・幼稚園教育要領等においても、子どもの人権を守る園の役割と、職員の資質向上に向けた 研修の充実を責務として述べており、今後ますます保育所・幼稚園が地域の子育ち・子育ての拠点としての役割を担うことが求められています。ちゃいるどネット大阪は、これらの観点から10年間にわたり、保育者の人権感覚をみがき保育実践に活かしていく理論と技術を高めるために、研修・研究・情報発信事業を通して大阪府内の保育所・幼稚園をはじめとする 保育関係者の資質向上に大きな役割を果たしてきました。
これらの実績を引き継ぎ、NPO法人としての特色を発揮したとりくみを皆様といっしょにつくりあげていきたいと願っております。
代表理事
農野 寛治
常磐会短期大学 学長。専門は社会福祉学。
児童養護施設の児童指導員を経て大学に勤務。
大阪市社会福祉審議会委員、堺市社会福祉審議会委員など歴任
大方美香
大阪総合保育大学 学長(2018年度より)
幼稚園教諭、大阪城南女子短期大学教授を経て現職。
自宅を開放して地域の子育てサロンぶらんこを主催。
理事
- 向井 秋久
- 山本 実喜
- 棚田 純子
- 田村 みどり
- 玉置 章子
監事
城野 富美代
情報公開資料
2017年度決算(貸借対照表)→→→2017年度貸借対照表.pdf
2018年度役員→→→2018年度役員.pdf
2018年度決算(貸借対照表)→→→2018年度貸借対照表.pdf
2019年度決算(貸借対照表)→→→2019年度貸借対照表.pdf
2020年度役員→→→2020年度役員.pdf
2020年度決算(貸借対照表)→→→2020年度貸借対照表
2020年度決算(事業会計財産目録)→→→2020年度事業会計財産目録
2021年度役員→→→2021年度役員
2022年度決算(事業会計財産目録)→→→2022年度事業会計財産目録
2022年度役員→→→2022年度役員
2023年度決算(事業会計財産目録)→→→2023年度事業会計財産目録
2023年度役員→→→2023年度役員
2024年度決算(事業会計財産目録)→→→2024年度事業会計財産目録
2023年度役員→→→2024年度役員
NPO法人 チャイルドネット大阪の特色
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研修事業
- 保育現場のニーズと今後の課題から編み出した系統的な研修。
乳児保育、障害児共生保育、クラスづくりなど保育内容に関わる研修、
新任研修、所長、園長研修など層に応じた研修、子育て支援に関わる研修など。 - 保育、子育てに関わる今日的な課題を学ぶ研修。
- 保育者に必要な実技・技術を通して子どもとの関わりを学ぶ研修。
研修の内容を知るには?
4月に府内すべての保育所、幼稚園に講座案内をお送りします。
会員の方には個別にお送りいたします。また、ホームページからご覧いただけます。
会員にならないと参加できない?
どなたでも参加できます。
研修は事前に申し込まないと参加できない?
各講座には会場の関係で定員を設けています。
定員に達した場合は、事前申し込みでもお断りせざるを得ませんので、必ず申し込みをお願いします。
研究事業
テーマにそった実践研究を基本とし、交流・見学・学習を行います。
- 「障害共生保育」研究プロジェクト
- 「子どもの人権力」研究プロジェクト
- 「マルトリートメントへの支援 養育困難家庭への保育所の支援を考える」研究プロジェク
- 「多文化&障がい共生クロスプロジェクト」
研究プロジェクトは参加費が必要?
参加費はいりません。ただし、年間5~8回の研究会に、交代せず継続して参加してください。
参加するには?
4月に行政から各園に、あるいは直接園に案内をお送りします。
また、人権保育講座案内の中にも紹介がありますので、お申し込みください。
人権保育実践の手引きとして、教材紹介、保育の中での視点などを整理し、
ホームページも活用して提供します。
情報発信事業
- 保育・子育て情報誌『ちゃいるどネットOSAKA』を年間8回発行します。
※正会員の方にはお送りします。
※情報誌だけを購読する方は、年間購読料3,700円(送料込)をお支払いください。 - 研究成果の発刊、ブックレットの発刊、各種のテーマについて発刊します。
- ホームページですべての事業をお知らせします。会員専用のサイトも設けます。
情報誌や本の申し込み方法は?
人権保育講座案内、ホームページに申込用紙をご用意しています。
FAX、メール、郵送でお申し込みください。